ビジネス実務法務検定 第2回

あっという間に試験まで残すところ2カ月弱になりました。

これまで勉強してきて思っているところを書きます。


この試験で必要な能力として考えているのは以下の通り。
・法律の知識
・その知識を文章にする文章力
・時間内に書き上げるスピード

今なんの能力をトレーニングしてるかを意識しないと、やみくもにやってもだめ。
過去問を解けるようになっても本番では知らない問題が出る。

そして、やっていて感じるのは、本番では確実にしらない知識が問われるということ。
過去問やテキスト・問題集に掲載されている論点が書けるのは合格の前提条件。

知らない知識が問われたときにどう対応するのか、準備しておく必要がある。

選択問題は4問から2問選択なので、その選択の時間をいかに短くするか。

過去問の分析は十分に行う必要あり。
具体的には、設問からどういった問われ方をするか。
それに対して、模範解答からどのような解答が期待されているか把握する。
文章の展開の仕方、論点の論述の仕方、「あてはめ」の際の事実の評価の仕方、文末の言葉使い(断定せず、まとめる書き方とか)...

特にコンプライアンス系の問題(「どのように対応すべきか」的な問題)は、テキスト等で対応方法を拾っておく。


あとで、どう対応したか等は纏めます。

ビジネス実務法務検定1級 第1回

ビジ法1級を受験することにした。
独学も考えたが、論文を書く試験を独学で突破する自信もなく、TACに通うことにした。
105,000円(税込)。

昨日さっそく、第1回目の講義を試しに受講してきたので、記録。

やったこと
・授業のすすめかた
・合格答案を書くのに必要なこと
・予習、復習の仕方
・問題集 第一問導入
 ⇒株式会社の機関(株主総会、取締役会、代表取締役監査役(会)など)
  各機関の業務

印象
講師は微妙。わかりやすいとは決して言えない。
ただ、各問で使う知識や考え方を教えてもらえる点は有益。
理解は一人でもできるから、べつにわかりやすさは必要ないかな、という判断。
受講者は、10人弱かな。通信で100人くらい受講しているのかな。

試験で知識を身につけつつ、並行して仕事に活かせる知識に変えていくのも課題。
頑張ろう。

はたらきたい


自分は働くことはあまり好きではない方だと思う。
いま、27なので60まで働くとしたら、あと33年間働くということになる。
想像しただけでぞっとする。
毎日早く起きて満員電車に揺られて会社に行って、仕事をして帰って寝ての繰り返しを繰り返す毎日。
それ自体を否定しているわけではない。自分には無理だなというはなし。

定年退職される方がこれまでの会社人生を振り返って話をする場面がよくあるけど、
感動してしまう。
何かを約40年もの長い期間続けるということは、本当にすごいことだと思う。
いろいろな時代があって、その時代ごとにいろいろな仕事があって、今に至っているのだと思う。

そう考えると、これから仕事が生きがいになって、60まで働きたいという風になるかもしれない。
どうだろ。

いずれにしても、先にたつもの、お金がなければどうした話にもならない。
給料を貯金して、老後資金を貯めるとかせこいこといってないで、
なんかないですかね。

そう思うわけです。

勉強してよかったこと

自分の中で、診断士の勉強をして一番よかったと思えることは、一生つきあっていきたい仲間と出会えたことです。
診断士試験を通じてどんなすばらしいことを勉強して、どんなすばらしいスキルが身に付いたとしても、
これが自分の中では一番だと思ってます。


試験に受かりさえすればいいってのは、間違いなくその通りだし、それがなければ勉強する意味もないと思ってます。
結果がすべてってのは、無情かもしれないけど、資格をとるというのが目的である以上、当たり前のことです。


ただ、それだけじゃあつまらないって思うのです。
勉強する過程も合格した後も、一人じゃどうにもならない部分ってあると思います。
そのどうにもならないものを、良き仲間と頑張るのか、そうじゃないのかというのは、結果を出すためにはとても大事なことだと思います。
モチベーションという面でも、効率性という面でも、ものすごく影響力大です。


僕が合格できたのは、仲間がいたからです。
一人じゃあ諦めていました。弱い人間ですから。


そんな感じです。

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事例4について思うことを書きます。
いま、こんなことを書いてもあまり意味がないかもしれないけれど

事例4は問題をたくさん解けば、解き方が身に付いていろいろな問題が解ける様になります。
初見の問題でもなんとなく解き方が分かって、得意だなって思う様になってくると思います。

けど、本試験はそうはいきません。

理由は2つ。

1つ目は、本試験は緊張するということ。
僕は本試験で緊張してまともに電卓がうてませんでした。
問題を解くのに、普段の2倍くらいの時間がかかりました。
当日緊張しないってのは、事前に練習できるものではないので、
「そういうもの」として理解し、当日まともに電卓が打てなくても、
むやみに焦らないってのが大事かなと思います。

2つ目は、本試験は模試とかとは全然違う形式で問題を出してくるということです。
普段、答練や模試で解く問題は過去問をもとに作られています。
だから、過去問を何回も解いていれば、あの問題に似ているとか分かる様になって、
解き方の予想がたてられる様になります。
そういう感覚に頼りだすと、本試験では痛い目に合います。
しっかり問題の本質を見極め、なぜそういう解き方になるのかとか普段から考えていないと、
本試験でなんとなく解いて、全然わけわからないことになります。

事例4は得点源というか、外すと落ちる科目なので高得点はいいから、人並みに手堅くとれるように
頑張ってください。

今しかできないことを、今やる

二次試験の勉強をしていると、どうしてもテクニック的な話がでてきます。
僕はそういう話が好きなタイプです。



診断士はコンサルタントの素質を測るための試験なので、設問をテクニックで解くのではなく、
診断士として事例の企業を分析すべき、みたいな話が意識高い系の受験生から出てきますが、
僕には、そんな難しいことできないって思っていました。



だから、僕はひたすら受験勉強としてテクニックを使いながら問題を解いていました。
ただ、テクニックだけでは当然合格なんて出来ません。
1回目の受験の時は、テクニックを意識しすぎてテクニックをどう使うかみたいなことになって
いました。
当然落ちました。確か、AABCでした。
事例4はテクニックとか関係ないので、テクニックに頼りまくった事例1〜3は、それでも及第点だったのかもしれません。



2年目で考えたのは、なぜそのテクニックが生まれたのかです。
テクニックは誰かが、「どうすれば安定した答案が書けるか」を過去問を分析しながら考えて生まれてきた方法です。
テクニックの使い方、そのテクニックはなぜ有効なのか、そんなことを友達に説明しているうちに、すこしずつ答案が書けるようになっていました。
人に説明しているうちに、なんでそれをやるのかとかそういうのが、理解出来ました。
テクニックをやることで、実は事例の企業を客観的に分析するということをできるようになっていました。



結果的に意識高い系の人が言ってることと同じ事ができてる状態になっていたんだと思います。

テクニックって結局、事例の企業をその事例に合わせた切り口で分析してるわけなので、そういうことです。



いまはまだ4月で本格的に二次試験対策は始めていない方が多いと思います。
僕も5月まで結婚式の準備で勉強どころではなかったです。
授業にいくのもままならないみたいな、感じでした。


そういうところからいうと、いまは焦らずに、数をこなすより、
とにかく時間を使って考えて下さい。



考える対象は設問の答えではないです。
自分の弱点とか、テクニックが実質的になにをやってるのかとか、点がとれなかった理由とか、
そういうところです。

なんで、なんでって悩んでいるうちに、見えてくるものは多いと思います。
なんか、まとまってないですけど、今のタイミングは考えることに時間使ってみて下さい。

夏以降はどうしても気持ちの焦りとも相まって、なかなか考えるとか悩むとかに時間使えなくなりがちです。
数をこなせば弱点は克服できるとか、安易にごまかしがちになります。
気分は紛れるかもしれませんが、合格への近道ではありません。



今だからこそできることを大事にして下さい。
僕はそれが「時間をかけて考える」ということと、思います。




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